旧魚屋萬蔵宅再生プロジェクト
いろは丸事件で坂本龍馬と紀州藩が談判した旧町役人魚屋萬蔵宅が、今も鞆の浦に現存します。
数年空き家となっていましたが、2003年、売りに出されました。
買い手が付かず、取り壊し!という話も出ました。このまま放置していては龍馬ゆかりの史跡が消滅する状態となります。
そこで急きょ、私たち鞆まちづくり工房が1,100万円の借り入れを行い購入しました。
私達は、江戸町家の特徴を活かし、ゆっくりと鞆のまちを感じてもらえる様な 旅篭として再活用していきたいと考え、この史跡を甦らせる為の再生プロジェクトが動き出したのです!
改修工事は、「鞆・Heiwa Architect5(外部リンク)」と名づけられた、ボランティア精神あふれる28業種が集まった特別チームが担当。
そのほか、地域の方々、大学、また個人的に応援してくださる多くの方々のご協力のもと、2004年11月から様々な問題にぶつかりながらも、少しづつ、江戸の町家によみがえっている竜馬ゆかりの町家です。
再生プロジェクトブログ
工事中の様子をブログで報告しています。
2003年から始まり約3年の月日がかかりました。
日々の工事の状況や、プロジェクトにまつわるお話。ちょっとのぞいて見てください!
その記録です。こちらをどうぞ。(関係リンク)
2003年購入前の様子
修復後の様子
現在までの経緯
「竜馬ゆかりの町家」設計コンペ開催
2004年2~4月 アイディアに富んだ多くの再生、活用案を頂きました。
コンペの資料はこちらへ
痕跡調査準備&大掃除
2004年8月 スタッフで荷物整理、ベニヤはがし、痕跡のマーキングなどといった痕跡調査のための準備をしました。
調査・掃除の様子はこちらへ
AMEX助成金贈呈式
魚屋萬蔵宅再生事業に対して、アメリカン・エキスプレス社から、10万ドルの助成を頂きました。2004年12月、鞆の浦にて助成金授与式が行われました。
受賞の報告は、こちらへ
竜馬の「瓦募金」受付終了しました
竜馬ゆかりの町家の屋根瓦に使う、鞆の伝統的な本瓦(丸瓦)にご寄付いただいた方のお名前を残させていただく「瓦募金」は終了いたしました。現在、その瓦が蔵の屋根にのせられています。(竜馬の町家再生ブログでその模様をお伝えしています!) 皆様の御協力、本当に感謝いたしております。ありがとうございました。 ☆総額 132万円の御寄付を頂きました。ありがとうございます。(2007年2月6日) ☆8月12日(土)から15日の間に現場で寄付の受付をしました。ありがとうございました。
募金の受付は、終了いたしました。ご協力ありがとうございます。