鞆の港

鞆まちづくり工房

鞆まちづくり工房とは?

 NPO(特定非営利活動法人)「鞆まちづくり工房」は、 鞆の浦の歴史的環境のすばらしさを次代に引き継ぎ、町並みや港湾施設、伝統的な産業など歴史的遺産を活用したまちづくりを提案し、実践していく団体です。


設立趣旨

 広島県福山市鞆の浦は、瀬戸内海に面し、そのほぼ中央に位置する、人口6000人ほどの港町です。ここは万葉時代から中世、近世にわたり、天然の良港に恵まれ、港町として栄えてきました。現在なお、江戸時代からの伝統的な本瓦屋根の町並み、港湾施設など、町全体に漂う歴史的遺産、歴史文化の厚み、それを見事に使い続け、刻み込んできた豊かな時の魅力は、鞆独特の風情、暮らし、生業、祭と人情と、多くの現代社会が忘れてしまった豊かな生活があります。 
 しかし、他の古い町と同様に、鞆も人口が減少し、高齢化、過疎化、歴史的建造物の老朽化などの多くの問題を抱えています。

 わたしたちは、長い時間をかけて先人達が育んできた歴史的環境の素晴らしさを引き継ぎ、町並みや港湾施設、伝統的な産業など歴史的遺産を活用したまちづくりを地域の住民、県民や行政に対して提案、実践し、鞆の浦の魅力を探っていこうという趣旨のもと、活動をしています。


申請に至るまでの経過

 1999年から年1回の鞆の浦シンポジウムを開催し、歴史的遺産の再発見の機会を提供し、大学と地元との共同調査によって、歴史的遺産・環境の客観的な検証を続けてきました。日本大理工学部の伊東孝研究室は、地元との共同調査で、鞆に残る近世の港湾施設を調査。雁木、波止、常夜燈、焚場跡、船番所が5点セットで残るのは日本唯一であることなどを明らかにしています。 東京大大学院の都市デザイン研究室(西村幸夫教授)は翌年2000年から、都市計画の枠を超えた観点から町を調査。「鞆雑誌」を発行したり、空き家を利用したワークショップ「T-HOUSE」で、道路など生活環境の改善や、魅力の生かし方、新たな観光のアイデアなどを地元に提案してきました。
 また、2001年から地元の若手住民を中心としたグループで「鞆学校」を開始しました。この学校は‘99年からの大学との共同作業の中より得た知識、体験を基に、もっと地域住民にも共に「町」を知り体験してもらいたいという思いから企画。毎月1回開校し一年の成果を地図にまとめるなどの活動をしてます。

 世界遺産化に向けた署名活動もスタートするなど、充実してきた歴史的な環境の再認識や啓発活動をもとに、今後は具体的なまちづくりを提案、実践するために、これまでの活動をすすめてきたメンバーが核となり、特定非営利活動法人を設立しました。


主な事業計画

登録・認証

特定非営利活動法人 鞆まちづくり工房

代 表 松居 秀子
認 証 平成15年6月13日 広島県
住 所 広島県福山市鞆町鞆5番地
電 話 084−982−0535
     ※広島県のNPOホームページ(外部リンク)



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