― 鞆学校2003 ―
みんなで考える みんなでつくる 空き家を再生しよう〜『まちかど情報交差店』〜
[鞆学校2003]
鞆唯一の「四つ角」に面したこのお家が舞台でした。
むかし、1階土間部分はお菓子屋さんでしたが、
今は使われていないこのスペースを、1年かけて改造しました。
「何に使う?」「どんな部屋にする?」からみんなで考えて案を作りました。
考えるといっても、何もむずかしいことはなく、興味を持った方ならどなたでも参加でき、鞆のまちに関わりたい、という大学生たちと
ワークショップ(同じテーマに興味のある人が共に参加し、調査や話し合い、提案の作成、実現のための検討などの協働作業を行う集まりのことを言います)をしながら、ゲーム感覚で楽しくすすめられていきました。
鞆の「匠」による改装工事もあり、また、出来る所は自分たちで作業をしました。
ぎおんさん(沼名前神社)への参道でもあり「四ツ角」の愛称で親しまれているこの場所に
‘人’と‘情報’の“交差店”となるような素敵なスペースを…という思いで作られていきました。

そして、2004年3月21日。5回に渡るワークショップと沢山の方のご協力によりこの建物は、
『鞆だち情報交差店”四つ角”』と新たな名前をつけられて、完成!!
お手伝い頂いた皆様、ほんとうにありがとうございました。また、この活動は、(財)ハウジングアンドコミュニティ財団の助成を受け行われました。


2003年 改修前の四ツ角の家
 
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『情報交差‘店’』って何?
私達が、過去の「鞆学校」や、まちづくり活動を通して、鞆の町や人からたくさん学ばせてもらった物を、この町に還元するという意味をこめ、また各分野の方々が鞆について調査した事なども合わせて発表・報告展示の場とし、多くの人へ伝えたい。鞆からいろんな情報を発信出来れば!そして訪れる方々からもいろんな情報を頂きたいな〜という思いを込めて、内と外、いろいろな情報が交差する所『情報交差‘店’』としました。

なぜこの場所を…?
鞆町内唯一の四ツ角に建つ「和多店」は、数年前まではお菓子屋さんで今は空き家です。 今回、鞆のまちづくり活動の事を知っていた家主さんが、‘何かに活用してくれれば…’と提供して下さり、「鞆学校2003」で取り組む事となったわけです。ちなみに、かつての四ツ角界隈は、呉服屋、薬屋、風呂屋、散髪屋…と商店が建ち並び、賑わっていた所。 沼名前神社への石の道標も建っており、海から船でやってくる人達が通る参道でもありました。 少子高齢化が進む中で、それぞれの町はかつての元気を失いつつあります。そんななかで、空き家対策はとても大事なことです。この問題を皆で考えながら、かつての四ツ角の賑わいが取り戻せるように、あなたの町にもこの経験が活かされるように、『空家再生』の実践に取り組みました!
<四ツ角再生ワークショップ>
各回の模様をご覧ください!


◇第14回『空き家から交差店へ
   其の壱〜こんなのいいな、を考える』2003年4月20日
◇第15回『其の弐〜どうつくろうか、を考える』6月1日

◇第16回『其の三〜再生スタート!塗り編』11月16日
◇第17回『其の四〜再生スタート!壁編』12月21日
◇第18回『其の五〜再生仕上げ!灯り編』2004年2月29日
◇『完成記念式典!』3月21日

第14回&15回の模様は進行役を務めてくれた東大の西村&北沢研究室のHPでも紹介されています